BOAT RACE ビッグレース現場レポート

THEピット――勝者たちの表情、そして重いピット……

【11R】超特急イシノ号  満面の笑顔で引き揚げてきた石野貴之に、山崎智也が歩み寄って声をかける。 「ひっどい足っ!」  このひどいは、悪い足、ではない。とんでもなく凄すぎる足、である。あっさり交わされたのがかわいい後輩だったから、その意味でもひどいということかもしれないが。  それを受けて石野は、たしかに「鬼足」と返したように聞こえた。そう、まさに鬼足! 準優でもっともインパクトのあるパワーを見せたのは、あれを見た人なら全員が異口同音に、石野貴之だったと言うだろう。  交わされた毒島誠が、こんな表現をしていた。 「(僕は)鈍行列車みたいでしたよね。隣を快速がぶーんと追い抜いていった」  話が進んでいくと、毒島は「快速」を「のぞみ号」と変化させた。新幹線に格上げである。鈍行とのぞみじゃあ、そりゃあ抜かれても仕方ない。「足合わせをして、小自信をもってレースにいったんですけど、嫌になっちゃいますよね。自信が過信だったと思い知らされました」とも毒島は言っていた。お手上げのていだ。  石野は優勝戦の3カドも匂わせていて、明日はその意味で進入から注目だ。もちろん枠なりとは限らないが……。前付けがあれば、喜んで入れて4カド、とも言っているが、誰も石野の内、しかも深くなる内には入りたくないよなあ。ただ、落として差しても差さらない足、だとも言っている。石野を止める艇が内にいるのなら、他の展開もありそうだ。  それにしても、毒島誠は凄すぎでしょ。グラチャンと今回の共通点は「前検では泣きまくり、ドリーム戦は見せ場なく大敗、今節は厳しいなと思わせられたのだが、それを立て直して優出にこぎつける」。そうそうできる芸当ではないぞ。毒島はまた「整備士さんのおかげ」と謙遜しそうなので話しかけてはいないが、毒島の強さは並外れた旋回力だけではないのである。今節は5コースがけっこう来てますよね。鳴門の特色とも言える5コース戦の強さ。3コースから石野がまくり、4コース池田がマーク差し、その瞬間に毒島が全速まくり差し……そんなシーンがあってもおかしくないと思うぞ。

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  • posted by boatrace
  • 2016/07/17 18:50

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コメント(1)

THEピット――勝者たちの表情、そして重いピット……

田中信一郎だけは絶対ゆるさない!
てか大阪支部は汚いからモーターボート界から追放してください!!

posted by chami0211
コメント投稿者ID:chami0211
2016/07/17 21:52
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