BOAT RACE ビッグレース現場レポート

リラックス!

 優勝戦はそれぞれがマイペースに過ごしている。たとえば新田雄史。調整は3R発売中にはまだ始めておらず、帰郷準備をしている姿のほうを多く見かけた。たとえば吉川元浩。やはり3R発売中にはプロペラがモーターに装着されたままで、ほとんどピットには姿をあらわしていない。今日は気温が上がっていて、予報ではさらに上昇とのこと。そのあたりを睨んで、まだ暖かくなり切っていない午前中は様子を見たということか。  山崎智也も、3R発売中にハンドル調整をしており、ペラにせよモーターにせよ、そちらの調整はこれから、ということになりそうだった。仲口博崇は、優出インタビューでも語ったようにキャブレター調整。それも2R発売中には区切りをつけている。2Rを勝った鈴木勝博に「お前、今日は稼ぐな~」と、付け替えられた後半レースの艇番=1を指さしながらからかうなど、余裕たっぷりだ。ちなみに、鈴木が後半も連勝したとして、仲口がファイナルを完走すれば、確実に鈴木より稼いで帰ります(笑)。  中田竜太と篠田優也はプロペラ調整。中田がペラ室に向かう際にすれ違ったが、リラックスしている様子だった。篠田も、初優勝がかかっているからといって、また相手がめちゃ強いからといって、カタくなったりはしていない。ようするに、ファイナルの朝、ピリピリしたような雰囲気はどこにも見つからないというわけだ。去年も同様でしたね。  そんなピットをぼんやり眺めていたら、丸野一樹が渋い表情で話しかけてきた。結果を残せなかった今節を悔やんでいるのだ。とにかく足が厳しそうだったし、展開も向かなかった。3日間の超短期決戦、しかも一発勝負だから、調整もなかなか難しいのだ。「僕が仕上げられなかっただけですけどね」とは言うが、それを反省するというのはいいとしても、決して単なる力不足ということはありえない。システムも、調整も、選手にとってはシビアなのだ。 「でも、ファンの人は面白いんですよね?」  丸野は言った。そのとおり、めちゃくちゃ面白いですよ! だったら、シビアさを丸野は受け入れる。それは他の選手も、ファイナルに上り詰めた6人も同じだ。最終日も、選手はファン感謝の思いを胸に走る!(PHOTO/池上一摩 黒須田 TEXT/黒須田)

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  • posted by boatrace
  • 2018/01/14 12:49

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