ホースレース・ロマネスク

2017 フラワーC レース回顧

 形式的にはスローからの加速性能と瞬発力を伴う3F戦、とみていいですし、先行列でファンディーナに食らいついていった上位勢がその加速に対応しきれずほぼ撃沈し、後方でじっと構えていた馬が2,4着に食い込んでくるという、強い馬が強い競馬をしたときの典型的な形になったと思います。ダイワスカーレットの有馬記念を思い出しましたね。  ラスト2Fの11,2-11,7は、平均気味に流れた今の中山戦では破格の切れ味と持続力と見做していいですし、実際に先週の中山牝馬Sの11,3-11,8より上、勝ち時計も凌駕しているわけですから素晴らしいの一言。

 昨日のスプリングSは1,48,4ですが、こちらは平均から5Fロンスパで、ラストは12,4とかなり消耗、全馬脚を出し切っての時計ですので、ペースやラップ補正を加味すればこちらのほうが上の競馬はしていると考えていいかなと思います。  加えて言うと、このレースのファンディーナは、4コーナーで少し促しただけであっさり11,2の切れ味を引き出して先頭、残り400mは自身のラップですので逆算して12,0-11,2-11,7でまとめており、しかも残り200mはほぼ持ったまま、惰性だけで急坂での持続力を難なく引き出してきました。やはり文字通りの怪物ですねこれは。

 強いて言えばまだ今日も61秒ペースなので、マイル戦で前半46秒そこそこ、ってペースに自分から入っていってどうか、という懸念はゼロではないですが、馬自身走る気が旺盛なのに制御も効く感じで、むしろペースが上がったほうがもっと強いのでは?と思わせる凄みがありました。

 ただローテーション的には難しいですね。  桜花賞に出ても充分勝負になるとはいえ、中山遠征で多少なり馬体を減らしての中2週は決して楽ではなく、印象的には距離は伸びた方がより強い感触はあります。ぶっちゃけ皐月賞に出てきたら、極端な内枠とかでない限り本命打ってしまえるパフォーマンスなのですが、中3週で再度の遠征もそれはそれで辛いので、陣営がどういう選択をするか、その動向には大注目ですね。

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  • posted by clover
  • 2017/03/20 16:06

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コメント(2)

「2017 フラワーC レース回顧」へのコメント

いつも楽しく拝見させて頂いております。
今週末も重賞レースが多く、更新が大変かと思いますが、更新されるのを楽しみにしております。

posted by kyr
コメント投稿者ID:TCE00076907
2017/03/21 13:27
コメント支持(0)

2017 フラワーC レース回顧

コメント及び励ましのお言葉をありがとうございますー。

今週も見所が沢山あるので嬉しい悲鳴ですよね。
それでひとつひとつの分析が雑になってしまっては本末転倒なので、そのあたりを戒めつつ、いつも通り楽しみながら、無理のない自分のリズムで記事更新していきたいと思います。

posted by clover
コメント投稿者ID:clover
2017/03/21 19:45
コメント支持(1)

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