プロ野球の魅力を語る

星野仙一が成功させた「世紀のトレード」が私をプロ野球ファンに導いた

 私がプロ野球にここまで興味を持つようになったのは、1986年オフに中日の星野仙一監督が成功させた世紀のトレードが発端となっています。

 ロッテで2年連続三冠王の落合博満を獲得するために、各球団は、様々な検討を重ねましたが、ロッテが要求する選手を放出できる球団は、なかなか出てきませんでした。

 そんなとき、中日の監督に就任したばかりの星野仙一が落合博満獲得に動きます。  落合は、長嶋茂雄ファンであるだけに、巨人に対する思い入れも強い。さらに、巨人は、3年間リーグ優勝から遠ざかり、1987年は、何としてもリーグ優勝したい。  巨人が落合獲得の最有力球団でした。

 それでも、なかなかロッテと巨人のトレードは、進展しませんでした。  ロッテは、原辰徳を要求したものの、巨人は、原だけは放出したくなかったからだと言われています。  一時は、そのまま落合がロッテ残留で落ち着くのでは、という見方が強くなってきました。

 しかし、星野は、どうしても落合が巨人へ行ってほしくなかった。  常に打倒巨人を目指してきた星野にとって、巨人が落合を獲得してしまえば、巨人が何連覇もしてしまうことになる、と危惧します。  ただでさえ、クロマティ、原、吉村、篠塚、中畑と揃った打線がさらに強力となり、中日が太刀打ちできなくなってしまう。

 星野は、守護神の牛島和彦、レギュラー二塁手の上川誠二、中継ぎの平沼定晴、桑田茂の4人を交換要員として放出を決めます。  そして、史上初となる1人対4人の「世紀のトレード」が成立したのです。

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  • posted by densetsuplay
  • 2018/01/14 15:50

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