阿佐智の「アサスポ・ワールド・ベースボール」

2009WBC投手コーチ、山田久志さんに聞く-4-

――そういうお話を聞くと思いだすのが、小松投手(オリックス)。調子悪かったですよね。

「だから、サンディエゴ終わったときにもう結論出してましたよね」

――それで、アメリカへ行って最初の公式戦は、松坂投手。やはりこれはエースをキューバにぶつけるということですか?

「そうです。もうキューバ戦は松坂で行くと決めてました」

――それはだいぶ前から決めていたのでしょうか?

「そうですね。流れの中で、東京ラウンドが終わって、調整していく中で、サンディエゴでの最初のキューバ戦は、もう彼で行くというのは、決めてましたね」

――この試合、岩隈投手が2番手。

「ええ、だからこのあたりでもう使うピッチャーを決めているってことですよ。先発とかそういうことよりもいいから使うっていうことです。だから、準決勝、決勝は先発はふたりで済みますから。大輔については、リリーフは考えてませんでしたから、すべて先発。ダルビッシュと岩隈はもしかしたら、リリーフに回ってもらうかもわからないと、私の中では思ってましたね。だからそういう使い方をしたんだと思いますよ。ホントにいろんなことをしてましたね(笑)」

――ただ、岩隈投手はこのあと中2日で先発(キューバ戦)してますよ。

「そうそう、だからそのあたりは球数をちゃんと計算したんですよ。これくらい投げたら、このくらい日を空けて先発できるってね。そのやりくりをね」

――ということはキューバとの初戦の時は、一度キューバを見させようという意図もなかったんですか?

「それはないね。もう球数優先で。だからもうピッチングコーチは寝る暇もなかったですね。ホント大変なんだから。もう(あの大会は)普通の野球じゃないから(笑)。だれそれをここで使って、じゃあここでこのピッチャーを挟んで、こうやってって、もうぐるぐる考えて、頭の中こんがらがってくるの」

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  • posted by gr009041
  • 2017/03/21 00:20

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