阿佐智の「アサスポ・ワールド・ベースボール」

2009WBC投手コーチ、山田久志さんに聞く-8-

――でも、そこでああいうことできる人はなかなかいないですよ。

「いないでしょうね。いい感じできてたら、どうしても、『はい、君はここで終わり、次』なんてことするの怖いですよね、実際。でも、あそこで3対2にされたったことが、やっぱり次のダルビッシュにプレッシャーをかけることになったんですよ。3-1のままで9回ダルビッシュにつなげば、2点あると思えば、ダルビッシュは抑えただろうと思いますね。(点差が)1点だったから、長打もダメだってなりますから」

――(同点打は)レフト前でしたね。あの場面、ベンチで見ていてどうだったんですか?私はテレビで観ていても、もう…」

「もうストライクが入らない。でももう選手に任せるしかないから。動きが取れないっていうのかね。マウンド行ってあげて励ましたいんだけど、それさえも自分で意識がないって言うか。ただ茫然と見てるって、そういう感じになって。それでもダルビッシュのところに行くんですけどね。あの時はもう言うことは決まっていて、ペースは崩すな、と。変に早くなったり、だいたいピッチャーってのは困ると早くなるんですよ。だからジョー、城島に、頼むな、って。とにかくこういうときピッチャーは投げたがるから、ちょっと抑えてやってくれなって。城島があの時は非常に、なんていうか、いいキャッチャーだったなと思ったのは、あんまり動じないんだよね。鈍感なのかは別として(笑)。実にどしっとして、落ち着いて、度胸が座っているんですよ。あれでだいぶ助けられましたよ」

――それで、その次の攻撃でイチローのヒットで再度突き放しました。それでも、その裏の韓国の攻撃もハラハラしたのではありませんか?

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  • posted by gr009041
  • 2017/04/21 02:01

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