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阪神の捕手に対する考え方

先日の宜野湾でのDeNAとの練習試合、スカイAでの中継を見ていた時の事です。 確か、放送席には解説に有田修三氏、ゲストに掛布DCが呼ばれていました。 4回表、2死1,2塁の場面で高崎から左中間に大きな2点3塁打を放った場面でした。 有田氏 「いやぁ、清水はよう打つね。元々、打撃は良かったんよ。」 実況 「紅白戦に続いて、清水の打棒が止まりません!」 確かに3回は先頭打者で中堅越えの2塁打、緒方の進塁打で3塁へ進み、大和の犠飛で先制のホームを踏んだ。 そして、この回は西田、隼太と倒れチャンスが潰れかけたと思わせた時のこの活躍…解説者はじめベンチが大喜びするのも無理はない。 和田監督 「岩本が抑えたのは清水のリードによるところも大きい。打 打撃は内容が良かったね。もともと打てる捕手だったのが、少し弱くなっていた。これぐらいの打撃を続けてくれたら、十分勝負になる。刺激も多いだろうし」と称賛。 しかし、スポニチ紙面では「これまでウィークポイントだった打撃の成長を見せ付けた」とある。 う、うん、うんん???  どっちやねん??? 僕自身は清水を評価している。昨年の貴重な経験が自信めいたものとなってプレーに出ているからと見ているからだ。そこそこ走攻守と平均的であると見ている。これが、という突出したものがないのが長所であり、欠点であるかもしれないが。 そういえば、この試合では歳内が試合終盤に自滅するような形で炎上した。4点リードの場面で登板も3安打に5四球と崩れてしまった。 この時のマスクが小宮山。押し出しの際に中西コーチがマウンドに行き、歳内と小宮山のバッテリーを含め、注意を与えていたが、その後に三塁の今成が声を掛ける程度…この辺りの小宮山にはやはり危機感みたいなものがどうも欠けているように映った。 まぁ、その辺りは今回さておき、気になったのが冒頭の有田氏の発言部分… 「打てる捕手…」 ずっと阪神の捕手陣を長年見てきているつもりだが、今まで「打てる捕手」が居なかったのだろうか? 昔は田淵、85年優勝時には木戸、その後には笠間や関川に山田… 2003年優勝時には矢野。 どちらかといえば、「そこそこ打つが、守備力としてはう~ん…」ってタイプのキャッチャーが多かったのではないかと。 それでは、矢野引退後はどうだろう? 藤井も外国人投手などからは信頼されているみたいではあるが、決して守備力は御世辞も良い方だとは言えないだろう。だからといって、凄く悪い訳でもないが、では打つか?といえば、「たまに…」程度だと言える。補強した日高や鶴岡が藤井に無いものを兼ね備えているかといえば、特別に光るモノもないだろうし… もちろん、経験値が多い。いや、これが一番の彼等の武器であるんだろうが。 セ・リーグの野球はパ・リーグの野球と違い、DHがない。「9番ピッチャー」が打席に入る以上、「8番」が「打てないキャッチャー」では、確実にアウト2つ取られてしまう訳で、「打てる捕手」が最も理想であるのは言うまでもない。 であるならば、何故狩野ではダメだったのか? まぁ、狩野選手は腰椎椎間板ヘルニアという捕手では致命的な故障を持ってしまったからには致し方あるまい。 でも、今成は日ハムでは捕手だった。現在の登録も捕手登録。 しかし、昨年は外野手、今季は三塁手…彼の打撃力を生かす為ではあるが、彼の守備が脆弱であったとしても、他の捕手陣がもっと守備力で上回っているかといえば大いに疑問視してしまう。 ただ、今成選手に今後捕手をやらせることはすべきではないと思っている。ベンチの捕手が全員交代してしまったり、延長で誰も居なかったり、ケガをしてしまったり、などの緊急時には起用もされるだろうが、それこそキャッチャーとしての「試合勘」はなかなか戻ってはこないはずだからである。個人的には今季、ゴメスという新外国人が4番の働きをすれば、三塁手のレギュラーは良太ではなく、今成だと思う。 随分と話が逸れてしまったが、何が言いたいかというと、阪神という球団や現場に改めて聞きたい。 「本当に捕手を育てる気があるのか、と?」 球団の本気度が毎年、毎年、期待はするがやはり伝わってこないのだ。 まず、バッテリーコーチ、というか捕手育成部門的なコーチが必要である。「捕手」というポジションだけはどうしても「経験」が必要である。それも沢山の経験。それは沢山の成功と失敗の経験である。 その為には、捕手でスペシャリストだったコーチが必要だ。 そして、ユニフォームを着てしっかりとグラウンドで自ら模範を体現出来る人が理想だ。もちろん、コーチを連れてきたから「オッケー」ではないが。 そして、負けた責任を、打たれた原因を捕手のリードやインサイドワークばかりに背負わせない現場の思考が必要だ。 打たれれば、言われなくたって捕手は責任を痛感している。 そして、技術的なことをあまりにも完璧にまで求め過ぎないこと。 古田や谷繁みたいな捕手は何十年に1人、居るか居ないかのレベルであって、多少目をつむってでも、起用したベンチが責任を取るという懐の大きさで捕手は起用していかなければならない。 清水にも小宮山にも技術的にはまだまだ会得してもらいたい部分も沢山あるだろうが、捕手というポジションほど実戦経験を積んでいかなければ上手くなってはゆけないポジションもないからである。 いかに、ベンチが我慢出来るかに懸かっている。 それが、キャッチャー。 城島が入ってきた後に藤井を獲得した時は驚いた。 藤井がケガをしたりした時に日高を獲ったのも驚いた。 そして、久保の人的補償に投手を獲らずにベテランの鶴岡を獲った時には、更に驚かされた。 ドラフトでは捕手を1人も獲らないことだって珍しくない阪神が、大学全日本代表の梅野を獲った状況で、「何故?」と思ったが、 一貫して阪神には「キャッチャー観」が全く感じられないのだ。 もちろん、幾ら練習しても伸び悩むには選手の力量に限度もあるだろう。幾ら経験を積めさせろ、とはいってもそれにも限度がある。 クビにしても致し方ない。 が、地味でさえないポジションでもキャッチャーが良ければ、野球は勝てる。強くなるはずなのだ。強いチームにはいいキャッチャーがいる。 僕は巨人の阿部の守備力はあまり評価していない。打撃能力の凄さはハンパではないが (笑) ただ、マウンドで後輩の澤村投手にビンタを御見舞いする、あぁいった部分は他のキャッチャーには無い所だと思う。そして、チームメイトが彼に持つ信頼性の高さ…これこそがいいキャッチャーたる所以だろうと思う。 そういう意味では阪神の選手にはまだまだ甘さが、ひ弱さが感じられるが、本気で強いチーム作りをする為には「4番」「エース」も大事だが、いい加減に「捕手育成」に気付いてもらいたいし、取り組んでもらわなければ困るのだ。 強肩だが、インサイドワークに欠ける、とか そこそこ打つが肩がさっぱりだ、とか どれもこなせるが、これといったものが見当たらない、とか… そんなことは捕手以外にだってあるはずで、キャッチャーだけに限った事でもないだろう。もっと、大局から見て大きく育ててもらいたい。 もちろん、小宮山の2ランパスボールなどは勘弁してもらいたいが (笑) 今季は首脳陣がどういう起用プランを描いているかはわからないが、 もうそろそろ、 清水、小宮山、梅野あたりがスタメンマスク を被り、 抑えキャッチャーに藤井や鶴岡、日高などが廻る。 そういう形が望ましい。 あっ、いくらなんでも梅野は早過ぎるかな??? いえ、そんなことはないでしょう。 意識の改革や捕手に対する考え方の在り様で、変わってくるんだと思いたいものです。

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  • posted by ぷかちょ
  • 2014/02/18 22:46

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コメント(16)

阪神の捕手に対する考え方

コメント失礼させていただきます。

私は中日ファンですが、ここ最近の阪神の捕手事情を見る限り、まるで計画性が無いな、中村GMは何をしているんだろう、と疑問を感じざるを得ません。

正捕手がしっかりしているチームでも、すでに後継者候補をリストアップして若い捕手の育成に取り掛かっているチームが多いです(正捕手が20代のチームはともかくですが)。

巨人でしたら阿部の後継者として今季からは小林が起用されるでしょうし、中日なら松井雅人、DeNAなら黒羽根と高城、広島なら會沢や白浜が起用されることが想定されます。

おそらく、阪神も今季はベテラン2名+若手一名という形になるとは思いますが、もしそうならない場合、一体どうするんだろう、と感じます。
いままでの正捕手が引退あるいは故障したから次の正捕手もFAで補強、ではチームは強くならないでしょう。

阪神には一刻も早い捕手育成計画の作成が必要だと思います。

長文・乱文失礼いたしました

posted by ほわいと
コメント投稿者ID:white_baseball
2014/02/19 10:08
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阪神の捕手に対する考え方

梅野は1軍にいますが、中村GMは育てるつもりはないでしょう。 本当に育てるつもりなら、大学4番の捕手をドラフト4位まで残すとは思えないです。1年目から即戦力として1軍で育てるのなら、陽川よりは先に獲ると思います。当たればラッキーぐらいにしか思ってないでしょう。
そもそも城島が怪我しなければ、藤井も日高も鶴岡も来なかったわけで。そこは中村GMの責任ではないですし。 まあ、今年鶴岡が正捕手で阪神が優勝すれば、中村GMの戦略は成功となるわけで阪神ファンはそれで満足でしょう。 秋になれば鶴岡獲得の是非がわかるでしょう。
by巨人ファン

posted by captainnewjapan
コメント投稿者ID:OOH00064142
2014/02/19 16:04
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阪神の捕手に対する考え方

来年は西武炭谷をFAで獲得予定ですから捕手は心配いらん!

って本気で思ってそうで怖いですね(笑)

もう忘れてる人もいるかもですが日ハム鶴岡の獲得に動いたくらいですからね。昨年清水に経験を積ませドラフトで梅野を獲得したにも関わらずね。


捕手は現状ではその場凌ぎでしか考えていないでしょうね。

posted by 田舎者
コメント投稿者ID:maimaimai
2014/02/19 16:26
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阪神の捕手に対する考え方

>ほわいとさん

コメントありがとうございます。

野球という競技では「捕手」が慢性的に不足しているのも事実だろうと思います。一番「育成」が難しく、プロ野球という頂上のリーグだからこそ、どの球団も「これで満足」だという状態は恒久的には無いんだと思います。

だからこそ、ほわいとさんが御指摘されている通りに、正捕手が居てても何年先を見据えての捕手育成を同時進行で行うものなんです。単に捕手は投手の球を受けていればいいものではありませんしね…ショートの鳥谷やセカンドの西岡がセンターラインとしてのチームの支柱的役割を担うとしても、チームとしての全体を見渡しての「グラウンドに於ける指揮者はキャッチャー」であることに変わりありません。

DeNAが鶴岡をプロテクトしてなかったことがオフに随分と話題となり、比較的にDeNAに対しての風当たりが強かったのは、チーム状態がBクラスで依然低迷している事が原因だったとも思います。なんたって最も多く出場したのが当の鶴岡でしたから (笑)
しかし、高城や黒羽根あたりをどう育成するかのチーム方針はわかりませんが、方向性はそんなに間違っているとも思えません。確かに2番手、3番手との間が埋まらない前の思い切った放出だとも言えますが…そもそもDeNAのチーム状態の低迷は、投手陣に原因があるのは明らかなことなんですから。それでも捕手育成も重要な事実です。

posted by ぷかちょ
コメント投稿者ID:OOH00055202
2014/02/19 19:26
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Re:阪神の捕手に対する考え方

小豆畑の名前を挙げ忘れた管理人様が悪いのか、小豆畑の名前を管理人様が挙げ忘れてしまうタイガースのキャッチャーへの意識のあり方が悪いのか…。

あと、タイガースは外野手のレギュラー枠が1つ空いてます。マートン・大和ともう一つ。管理人様も少し触れてますが、昨年の今成が担ったポジションです。きっと、今年の夏頃には、梅野が担っているでしょう。大学日本代表の4番ですから、浅井・狩野よりも良い外野手になりますよ。

posted by 中山 誠也
コメント投稿者ID:tokyoto
2014/02/19 23:16
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阪神の捕手に対する考え方

>captainnewjapanさん

コメントありがとうございます。

鶴岡獲得で優勝、との中村GMの思惑ならば…ますます「捕手育成」などは今後有り得ないでしょうね。

ドラフトは順位も含めて他球団との兼ね合いがあるので一概には何とも言えませんが、それでも指名するからには各ポジションごとに順位をつけリストアップしている訳ですから、何位であろうが育成しなければなりません。育てるつもりすらないのなら、1イニングでもいいから使えそうな左腕ピッチャーでも指名した方がいいわけで… (笑)

posted by ぷかちょ
コメント投稿者ID:OOH00055202
2014/02/19 23:38
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阪神の捕手に対する考え方

日高、鶴岡、藤井の3捕手の問題は、ベテランであることのほかにほぼ同じ年齢であることと思います。下手すると、ほとんど同時に引退あるいは主力として活躍できなくなる可能性もあり得ます。そうすると、スタメン(1番手)捕手と共に2番手捕手も同時に育成・起用しなければいけないシーズンがあるかもしれません。

見間違えかもしれませんが、どこかで見た、捕手起用法プランに、3連戦ですべて別の選手、というのがありました。そうすると、代打・別ポジション控え兼任で捕手4人登録または、若手ゼロの捕手ベテラン3人登録なのかな。

posted by nk1150
コメント投稿者ID:OOH00061950
2014/02/19 23:41
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阪神の捕手に対する考え方

>田舎者さん

コメントありがとうございます。

炭谷や日ハムの鶴岡もそういえば挙がってましたね (笑)
ある意味、阪神の捕手も英語を喋らんだけで一種の「助っ人」領域ですね。

ベテランが悪いと言う訳ではないんです。ただ、ベテランの緊急時に若手や中堅組が使われていては、やはり進歩が無い。
藤井や日高や鶴岡を起用するのならば、スタメンに清水や小宮山などを起用し、試合後半や経験の少ない投手陣にベテラン捕手を合わせる…今とは逆の使い方があっていいはずなんでしょうが。

posted by ぷかちょ
コメント投稿者ID:OOH00055202
2014/02/19 23:45
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阪神の捕手に対する考え方

>中山誠也さん

コメントありがとうございます。

すみません…小豆畑捕手の名前を忘れている訳でなないので (笑)いえいえ、忘れているどころか年齢や経歴を考えれば彼などは今キャンプで1軍に居てもいい選手だし、居なくてはいけません。

ただ、彼自身が昨年1年間でかなりプロの野球に苦労していたみたいですね。スピードに投手の球のキレ、全てのプレーにレベルの違いを痛感させられたみたいです。
送球時のスピードが平均で1.8秒台などキラリと光るものがありながら、かなりの戸惑いもある様子。
25歳で社会人の名門「西濃運輸」出身でも…致し方ない部分です。しかし、「飲み込み」や「理解度」「吸収力の速さ」などという部分では、もう梅野選手などには負けていられない立場のはずです。もっともっとアピールは必要でしょうね。

中山さんのお話ならば、梅野はその打撃を生かしての外野手転向という見方ですね。その可能性の高さを残念ながら否定出来ないのが、この球団の歴史なんですよね。

posted by ぷかちょ
コメント投稿者ID:OOH00055202
2014/02/19 23:59
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阪神の捕手に対する考え方

>nk1150さん

コメントありがとうございます。

仰る通りの「ほぼ同年齢」3人組です (笑)

そこも問題なんですが、あまりにも大きな特徴の違いが見い出せないんですよね。それだからこその「3連戦日替わり起用プラン」なるものまで思いつくんでしょうか (笑)

有田氏や掛布DCの話では、1軍ベンチは捕手3人制で「ベテラン2、若手1」みたいな構想が現実的だろうという話でした。
根拠がわかりませんが (笑)

今成が捕手登録でありながらも昨年外野手で今季が三塁手を練習、ということは良太と競わせるという事。であれば「今成の打撃を生かしたい」という事。であれば、多少良太よりも守備力が劣ったとしてもレギュラーの1番手は今成なんですね。でも、今成を生かし切れているかというと昨年の終盤はまた使わない時期も出ていた。
これで今季、清水ではなくて開幕マスクが藤井であれば、清水や今成は「便利屋稼業」で終わってしまいます。そこまで藤井がどうだ!とも思えないんですがね。所詮は城島の穴埋めで来て、同年齢の緊急時を同年齢の他球団からの2番手捕手であてがっていたりするわけですし…

posted by ぷかちょ
コメント投稿者ID:OOH00055202
2014/02/20 00:18
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阪神の捕手に対する考え方

阪神の首脳陣やフロントが、捕手育成の重要性に気づいていないわけがないと思います。当たり前の話ですが。

本気で取り組んでいて、この結果なのだと私は思います。ただ、それは首脳陣やフロントがバカだったということを意味しません。首脳陣やフロントの選択が結果としてうまくいかなかった、ということなのだと思います。


それでは、ここ10年間で阪神が捕手についてどういう選択をしてきたか、ドラフト指名を中心に整理してみます。

2003年からの捕手のドラフト指名を見てみると次のようになります。

2003年に小宮山(高卒)、2004年に岡崎(社会人)、大橋(高卒)、2006年に清水(大卒)、橋本(高卒)、2009年に原口(高卒)、2010年に中谷(高卒)、2011年に廣神(独立・育成)、2012年に小豆畑(社会人)、2013年に梅野(大卒)

このうち、上位指名と言えるのは自由枠の岡崎ぐらいです。あとはドラフト下位での指名となっています。

これは矢野がレギュラー、野口が2番手に定着し、狩野が打撃力重視の3番手として名乗りを上げていたことや、城島が加入したことにあると考えられます。しかし、矢野、野口、城島がいなくなった現在、2000年代後半に有力な捕手を指名できなかったことが悔やまれます。

このように、現在の阪神の捕手問題の原因を歴史的にたどって整理すると、(1)狩野がケガで出場機会を失ってしまいレギュラーになれなかったこと、(2)城島が事実上1年しか活躍できなかったこと、(3)自由枠の岡崎が伸び悩んだこと、(4)下位で指名した捕手たちが台頭してこなかったことの4点にある、と考えられそうです。

このうち首脳陣・フロントに責任があると考えられるのは(3)(4)です。しかし、岡崎には二軍でかなりの出場機会が与えられていましたし、一軍で出る機会も与えられていました。長期的な捕手育成計画にそって育成されていたのではないでしょうか。それが今のところ結果に結びついていないのだと思います。

それでは(4)はどうでしょうか。現在、阪神ではドラ6の小宮山、大社ドラ4の清水が、ドラフト下位(5位・5巡以下、分割ドラフトの場合4位以下)として、レギュラーを狙える位置にまで成長してきています。

他球団でいうと、相川(ドラ6、横→ヤ)、倉(ドラ5、広)、星(ドラ6、巨→西)、上本(ドラ6、西)、金澤(ドラ6、ロ)、江村(ドラ5、ロ)、鶴岡(ドラ8、日→ソ)といったところが下位指名からレギュラーもしくはレギュラーをうかがえる位置にまで成長した捕手です。

ドラフト下位から相川や鶴岡のレベルまで成長してくれれば、育成大成功ということになりますが。そんなことに成功している球団はほとんどありません。

むしろ、ドラフト下位である小宮山、清水を一軍で使えるまでに成長させてきたのは阪神の捕手育成能力がまったくない、というわけではない、ということを意味しています。他球団はドラフト下位の捕手を阪神ほど育成しているわけではないからです(不動のレギュラーがいるチームはドラフト下位の選手にチャンスすらを与えられていないので、同等に比べられるものではありませんが・・・)。

したがって、2005年以降、有力な捕手をドラフト指名できなかった、ということが首脳陣・フロントの選択ミスということになりそうです。2005年以降指名された主な捕手は、炭谷(2005、高1巡)、嶋(2006、大3巡)、伊藤(2007、高3巡)、大野(2008、1位)、中村(2008、3位)です。このあたりを指名したかったところですね。

ただし、現在レギュラー格で活躍している捕手は各年1名程度しか出ていません。綿密な捕手育成計画を立てたところで結果としてレギュラーに育つ可能性があるかどうかは保証できません。しかし、上記で示した捕手はある程度がまんして使ってもらった(もらっている)ためにレギュラーを掴んでいますね。そして、それぞれ一芸に秀でていると思います。がまんして使えるだけの一芸があるということでしょうか。

最後に、結論です。

まず、現在の阪神の捕手問題の原因は岡崎らをはじめとした育成計画だけでなく、ドラフト戦略にもありそうです。2000年代後半に有力な捕手を指名できなかったことが選択ミスでした。

次に、管理人さんが言われる通り、がまんして起用し続けられるだけの一芸に秀でた捕手が必要ということです。近年で言えば、梅野が打撃、小豆畑は肩を買って指名していますよね。小宮山も肩は良いです。清水は打撃をがんばってほしいです。

また、ベテラン捕手の補強はバックアップ要員として必要だと思います。確かに3人は多すぎますが、経験のある捕手はなかなかいません。起用するかどうかにかかわらず、70人という選手枠で考えれば、まあいいんじゃないかと思いますけどね。3人は試合に出られなくてへそを曲げるタイプの人たちじゃないでしょうし(これは希望的観測です)。

したがって、結論は管理人さんと同じく、清水、小宮山、梅野がスタメン、藤井、日高、鶴岡がバックアップがいいです。清水、小宮山、梅野には「使いたい」と思えるような活躍をしてほしいです。首脳陣がどう起用しようが、結果を出さなければならないのは選手たちですからね。

posted by a
コメント投稿者ID:OOH00032100
2014/02/20 14:10
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阪神の捕手に対する考え方

捕手に対する考え、全く同感です。
阪神は球界の盟主ゆえ(そう思ってるのは関係者だけだと思いますが)勝利至上主義です。巨人にも同じことが言えますが、捕手に限っては巨人は阿部という武器を獲得したことでその問題は解決済みです。阪神は矢野が引退してからずっとその問題を抱えてます。その後城島を獲得するも3年で実質稼動は1年間だけでした。若手を起用するにもチームの命運をたくせるような選手がいない。ならば外部から...という流れが止まらなくなってます。外部から招聘できる選手なんてどうせ帯に短し襷に長し的な選手ばかりですから落ち着くはずも無く、不満を並べてはまた他の選手に触手を伸ばすといった悪循環。
小豆畑選手には悪いですが、スローイングが速いというだけでそこまでして獲得する必要性がこの選手のどこにあったのか疑問です。
また鶴岡も正捕手としての活躍(経験)は年齢の割には少ないです。(恐らく彼の獲得はDeNAと巨人の情報を搾取するためだけのものと想像してます)
岡崎や小宮山に至っては毎年なんの成長も感じられません。
日高や藤井も年齢的なものを考えると先は知れてます。
そんな中あまり期待もせずドラフト4位で獲得した梅野が意外な流れを作ろうとしてますね。梅野の下半身の強さと柔らかさは阿部に似たものを感じます。まだまだ数試合で結果を出すのは早計なのは承知で、私は1軍ベンチは清水をメインにして梅野をベンチに置き藤井をサポート役という3人体制で臨むのが理想かと考えます。清水梅野なら足も速いですし勝負どころで代走、そして捕手の交代などで控え捕手を何人もベンチに置いておく必要性もなくなりますしね。打力も他の選手にそれほど見劣りしません。いやまだこれから成長する伸び代を持ってます。
阪神が今後黄金時代を築けるか、巨人に対等に立ち向かえるかどうかはこの二人に懸かっている、この二人の起用法に懸かっていると睨んでいるのですがいかがでしょうか?
長文になり失礼いたしました。

posted by 藤浪命
コメント投稿者ID:OOH00053939
2014/02/20 20:51
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阪神の捕手に対する考え方

巨人ファンで恐縮ですが、同感です。
たしかに、捕手というのは育成が難しいポジションなので、矢野の故障で城島、城島の故障で藤井という発想は理解できないことはありません。

しかし、狩野、浅井、中谷将大、今成、強打の捕手は、ことごとく野手転向してしまっています。

この中で入団時から野手転向を視野に入れて獲得したのは、中谷ぐらいではないでしょうか?
にもかかわらず、もしそれだけ守備が悪いとするなら、
スカウトに大きな問題があると言わざるを得ないでしょう。

リードは経験ですが、キャッチング、スローイングはアマチュア段階で十分に調査できるはず。

特に今成は「捕手」として獲得したはず。
それが藤井が故障から直ってきたら、日高を獲ったからと外野やサードに回すというのは一貫性に欠けることだと思います。

昨年の小豆畑、今年の梅野、チームがどういうビジョンを持っているかがポイントですね。

ちなみに、巨人も阿部の後の捕手も急務であり、育成出身の河野、新人の小林にレベルの高い争いをしてほしいと思っています。

posted by クウガ
コメント投稿者ID:ELG00064983
2014/02/21 06:00
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阪神の捕手に対する考え方

>aさん

コメントありがとうございます。

ここ10年間の捕手のドラフト指名選手の列記、参考になりました。ありがとうございます。

まず、驚いたのが(改めてというか…)意外というか指名はしているんですよね (笑) 欲を言えば競争心理を促す意味に於いては同じ年に2名指名できるというのが究極の理想なんですが、そんな枠は無いのが現実でしょうから致し方ない。ただ、難しいポジションゆえ、戦力外とみなされるには他のポジションよりは長く見てもらえているような気もしないこともないですね (笑)

僕自身はドラフトはとても重要なファクターでありますが、指名順位はさほど気にはしていません。が、自由枠とか逆指名だとかがあった時期の岡崎などは現状、残念で仕方ありません。
キャッチャーらしいキャッチャーであるような気がしてますが、意外と評価されませんよね。気性面だとかメンタル的な要素もあるんでしょうか?

仰るように捕手の育成にはどこの球団も苦心されているのが現実かも知れません。が、それでもそこそこ若いうちからマスクを被らせているという点では阪神は劣っているような気はしています。いや、起用はしているんだけど評価を下すまでの期間が早過ぎるんだと思いますよ。相川だってそんなに飛び抜けた成績を残している訳ではないんでしょうが、やはり彼が居ないとチームに及ぼす影響が大きい。本人努力は勿論ですがある程度は目をつぶってでも大きく育てる我慢強さが現場にあるかという事も、関係してくるんだと思われます。

あと、捕手の補強という観点から言えば、補強するのならばこれは相反する意見なのかもしれませんが、他球団でくすぶっているけど何か光るものがある若手や中堅どころの捕手をもらうという考えもあります。捕手の経験が逆に浅いタイプの選手だとかです。変に癖がついてなければ更に善しですが…

捕手から他のポジションにコンバートすることは普通にありますが、捕手にコンバートされることはプロではほぼ無いでしょう。いわゆる専門性が高いポジションです、投手と並んで。バッテリーという間柄、高校までのアマチュアであれば捕手が投手と同じメニューをこなすように、投手と同様に長い目で見る柔軟な頭が球団にあるかないかですね。監督やコーチはコロコロ変わるので、球団にあるかないかという意味ですが。もちろん、スカウト戦略も含めての話ですが。

posted by ぷかちょ
コメント投稿者ID:OOH00055202
2014/02/21 14:09
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阪神の捕手に対する考え方

>藤浪命さん

コメントありがとうございます。

僕は巨人の内部事情はよくわからないんですが、阿部が捕手であるから強いんだと思います。捕手としての技術などは僕自身は未だに「?」と思う所はあるんですが、彼が現在の球界に於いてトップクラスの打者であることは誰もが認めることで、その阿部を捕手で使い続けていることを単純に評価したいですね。

ベンチとしては阿部の肉体的、心理的負担を出来るだけ軽くしたいと思うので一塁手などで起用したいんでしょうが、チーム、特に投手陣に与える安心感が阿部は絶大なものがあるんだと思います。

かつては「捕手はエースが育てるもの」とよく言われてきました。
いいキャッチャーの居るチームには絶対的なエースが居ました。そういう意味に於いては、能見では「?」なんでしょうか…
これは少し先にはなりそうですが、藤浪がその役目を担ってくれると思います。

梅野君に関しては打者としての能力面が先に目立っていますが、見ているところでは守備面に於いても大きく欠落している部分も無いようです。リード面や連係プレーなど細かい部分は勿論これからですが、面白い存在ですね。
清水はOBの矢野氏もずっと期待しています。矢野氏と似ている部分が多いのも、きっとわかっていての期待感だと思います。
小宮山がポカが多いので、その辺りでは位置が逆転しましたね。
どんどん起用してもらえればいいな、と。

posted by ぷかちょ
コメント投稿者ID:OOH00055202
2014/02/21 14:29
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阪神の捕手に対する考え方

>クウガさん

コメントありがとうございます。

小豆畑選手には前にも書きましたが、彼の置かれている立場にしては随分と心理的にプロの世界に驚いた感じがコメントからもうかがえますね。ある意味、社会人慣れしてしまっているんでしょうか?
新しい世界であるには、それまではこうだったとか、そういうものを捨てていく作業も必要なのかもしれませんね。

巨人はルーキーの小林選手の評価が高いようですね。阿部が健在だからこそ、彼が第一線でやっているうちに見せて、育てる、というのが最善策だと思いますね。

posted by ぷかちょ
コメント投稿者ID:OOH00055202
2014/02/21 14:40
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