球球球記

弱点の話:弱みも含めて魅力なのダァ~

人体には決して鍛えることの出来ない急所があります。ここを狙われ ると危険だという所。 具体的にはこめかみであり、眉間であり、喉仏 であり、みぞおちであり、そして顎(アゴ)があります。  アゴは昔から私の弱点でした。これは何も始終喧嘩に明け暮れていた過去を持っているとか、そういった物騒な話ではなく、古くは小泉今日子のキュートな尖ったアゴに、その後は牧瀬里穂の、そして現在では綾瀬はるかの、あの特徴あるアゴにどうやら惹かれているようなのです。  なぜアゴなのか? そう自問自答した時に辿り着いた答えが、そうアゴの総本山ことアントニオ猪木なのでした。 猪木ファンだからアゴに惹かれるのか、アゴに惹かれるから猪木ファンなのか? そんな卵が先が鶏が先かみたいなこともちらっと頭をよぎりましたが、とにかくアゴが私の弱点のようです。結果をみると、無条件に惹かれていますからね。 現ホークスの内川も大好きです。  ではそんな猪木の弱点とは何なのか? どうやらそれはリングの中ではなく、ましてやアゴでもなく、プロレスとは無関係の事業についつい手を出してしまう癖にあるようです。 早過ぎたエコロジーことアントン・ハイセルでの莫大な借金は後々まで猪木を(もちろん関係者全てを)苦しめました。 最近ではイノキ・ナチュラル・パワー、略してINP研究所の永久電気開発にいそいそと勤しんでいるとかいないとか。 弱点とはそういうものです。  さすがの猪木もアントン・ハイセルでの事業失敗は堪えたようです。借金総額は10億とも20億とも(約30年前当時で)いわれていましたからね。 その補填の為に、本業の新日本プロレスから多額のお金を引き出してもいました。 文字通り体を張って戦っている選手達にとってみればたまったものではありません。 第一次UWFやジャパンプロレスなど、新日本所属選手達が次々と離脱していったのは当然の成り行きでした。  莫大な借金と本業での危機を抱え、当時の猪木は本気で自殺を考えていたと言われています。さらにこの当時深刻な糖尿病を患ってもいましたからね。 あの誰よりも自己顕示欲の強い男が自ら命を断つことなど本来なら考えられないことです。 そこまで追い込まれた燃える闘魂は具体的な死に方を考え始めました。  普通ならロープとか高いところとかガスとか薬とかを最初に思い浮かべるのでしょうが、魔性の男は凡人とはやはり一味違うのでした。  「この俺がただひっそりと死ぬのではあまりにもつまらない。 この俺が死を賭けて戦えば、百獣の王と呼ばれるライオンが相手であっても勝機があるのではないか?猪木対ライオン、これならラスベガスを舞台にして数万の観客を呼べるだろう。さらに全世界に向けて中継もされるに違いない。これ以上のイベントがはたしてあるだろうか」  「俺と対戦相手がシルクロードの両端から歩いてきて、両者がぶつかった所で戦うというのも面白いかもしれない。 いや、それならば俺が太平洋を自力で泳ぎきり、着いた海岸で対戦相手と戦うというのはどうだろうか?」  ・・・・などなど、猪木の妄想は盛り上がっていき、結局自殺の事などどうでもよくなったようなのでした。  なんだかしんないけど、ついていくぜ猪木!  これらすべては妄想だったにしろ、最初に考えたライオンとの戦いは一応本気だったようです。 実際に野生のライオンを生け捕りにして、新日本プロレスの道場近くで飼育していたらしいです。 もちろん猪木本人が餌をやったりすることなどはなく、しまいにはライオンを飼っていること自体を忘れてしまったみたいなんですけどね(笑)。    迷わず行けよ、行けばわかるさ。    

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  • posted by itorbi
  • 2011/05/26 06:09

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