プロ野球哀愁劇場

甲子園球場の雨天中止

「子供の最も嫌いな言葉に『雨天中止』という言葉がある。この言葉は主に遠足や運動会の時に用いられる。」 と『ちびまる子ちゃん』の作者さくらももこは語った。

6月16日の雨は、甲子園のタイガース戦を今季3度目の雨天中止に導いた。

甲子園球場の所在地西宮市に結構な雨量があろうとも、甲子園球場は、子供の最も嫌う言葉『 雨天中止』の発表をナカナカ行わない。 甲子園球場の岡山県日本原の黒土の水捌けの良さや、阪神園芸のグラウンド整備の優秀さから開催の可能性を探っているか、阪神球団からの試合中止のアナウンスは、6月16日の対オリックス戦 開始予定時間18:00 中止発表18:10のようにトコトン遅い。(諸事情によりますが・・・) この甲子園球場は、かつて高校野球の開催時、長雨でスケジュールが狂ってしまうとグランドに溜まった水を、ガソリンに火をつけ蒸発させようとした過激な過去も持つ球場だ。 試合中止を中止するため、とことんネバる。

試合中止の中止をとことんネバる理由として、阪神タイガースの親会社が電鉄会社だというコトがあげられる。 阪神電鉄は、大阪と神戸を結ぶ私鉄だ。その中間点の西宮市に乗客増加を目指して『阪神甲子園球場』は建設された。(諸説ありますが・・・) したがって、甲子園球場の本分は電車運賃の収益を上げるコトにある。

甲子園の阪神タイガースの試合当日、前売りチケットを買ったファンは、少々の悪天候であろうとも中止の発表が無い限り、取り敢えず甲子園に向かう。時間のある大阪梅田を経由するファンは、一旦阪神百貨店の8階のタイガースショップでグッズの調達を行い、「雨はどう?試合中止やない?」とショップ店員に聞くが、「まだ中止の発表はありません。」としか回答してくれない。地下街と百貨店の中で多くの時間を費やしたファンは、いつの間にか雨の感覚がマヒしてしまう。阪神タイガースの公式サイトで『18:00試合開始』の文字を見つけ安心する。そして、百貨店に直結した阪神梅田駅から阪神本線に乗り込む。プラットホームに多くの黄色いジャージを見つけて一層安心する。それは神戸三ノ宮駅から乗り込むファンも同じだ。 そして、多くのファンは試合観戦のみを目的として阪神本線に乗り込み、甲子園駅を目指す。阪神梅田駅は地下にあり、地上に続く福島駅や野田阪神駅の辺りで電車の窓の水滴を見つけて不安になる。 特急だと約13分で甲子園駅に降り立つ。 まず甲子園駅に着いたファンは、雨を避けるように、立ち並ぶタイガースグッズ店や、元ダイエーのイオン甲子園店で雨宿りしをしながら、さらに応援グッツや食料の買足しを行う。そして阪神高速道路の下をくぐり抜け、甲子園球場ゲートにたどり着く。 雨の降りしきるスタンドに上がるコトが出来ず、仕方なくスタンド下の通路に陣取る。そしてモニターでグランドの状況を凝視する。外国人選手がベーブ・ルースのモノマネパフォーマンスをしている。

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  • posted by kurodaikoku
  • 2016/06/17 00:21

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