希望が奇跡の幕開く神宮劇場

再戦、ホークス。あの秋の夜空に何を思ったのか

悔しい。歯軋りするほどに。 こんなはずじゃなかった。二か月半前は。

本当なら三冠トリオに新核弾頭坂口を迎え完成したセ・リーグ最強打線と新エース候補生原樹理を引っ提げリベンジとなる日本シリーズの前哨戦、と行くはずだった今日からのソフトバンク戦。

私は去年の日本シリーズの最終戦、神宮のライトスタンドにいた。 そしてすべてが終わり工藤監督が宙を舞った頃、勝者に惜しみなく拍手を捧げ、周りの客より早く帰途に就いた。そこにいられるのはそこが限界なくらいに悔しかった(ユウイチの胴上げと川島慶三の礼を見届けられなかったのも心底悔やんでいるが)。でも清々しかった。これだけ強いチームに立ち向かう権利を得られた事は誇らしかった。

その悔しさを胸に来年こそはやってくれると信じていた。 去年圧倒的な力の差を見せつけられたあの秋空に何を思ったのか。去年最後まで野球をしていたチームは紛れもなくヤクルト、そしてソフトバンクだったはずなのに。

92-93年のようなサクセスストーリーの再来を夢見ていた。なんせ私は小さすぎて覚えていないのだ。球場には小さな子供もたくさん来ている。相手は違えどあのドラマを再現することで「強かったあの頃」に囚われるのをやめ、新たな「黄金期(いま)」を築く…そんな夢を今の子供たちに与えてあげてほしかった。

だが今はそんなことは口が裂けても言えない。この有様ではリベンジなどおこがましい話だ。 相手がどうのこうのというレベルに達していない。9ケ月の間にさらに悲しいほどの差がついてしまった。 あの悔しさはどこに置いてきてしまったのか。それとも忘れてしまったのか。そんなはずないだろう。 私は今でもあの鳴りやまないソフトバンクのチャンステーマが耳から離れない。マウンドで、あるいはグラウンドで守っていて何も感じなかったとでもいうのか。

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  • posted by metropolis-22
  • 2016/06/14 04:49

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コメント(2)

再戦、ホークス。あの秋の夜空に何を思ったのか

ヤクルトとソフトバンクの差は、余りにも大き過ぎてどうしようもない。
それを理解しておかないと今後のチ-ム編成を誤る可能性が大だ。
考えてみれば昨年の日本しり-ズは怪我で4番内川がいなかった。
今年は、イ・デホがいない。
それでも全く試合運びを変えずに戦える。
ヤクルトは自慢だったロマン・オンドルセク・バ-ネットの抑え三人衆の内2人が欠けた途端ゲームとして勝つ方法が見いだせなくなってしまっている。
去年のしつこく繋いで相手から嫌がられる打線から1発の脅威はあるものの淡泊に見える打線へと変貌したように思える。

山田も成績を見ると素晴らしいのですが印象が薄い。
山田は足もあるし選球力もよいので1番にした方がチームにとって良いのではないかと思う。
回の先頭に足があって本塁打も打てる打者が出てきたら私なら大いに困りますがね。

posted by エコロジスト
コメント投稿者ID:TCE00071991
2016/06/14 08:21
コメント支持(1)

「再戦、ホークス。あの秋の夜空に何を思ったのか」へのコメント

コメントありがとうございます。

一番のヤクルトとソフトバンクの差は、層の厚さかな、と。
イデホ選手も内川選手も、離脱してもそこで今宮選手、明石選手、高谷選手などいわゆる救世主が出てくる。そしてその数も質も段違い。紛れもなく最強のチームです。
ところがヤクルトは去年主力が力を発揮しきってギリギリの優勝。そこからバーネット投手、ロマン投手と退団し畠山選手、館山投手、杉浦投手と不振では没落もやむなしでしょう。それにしてもここまで踏ん張れないとは情けない限りですが。

山田選手の打順に関してはまたも意見が合わないみたいですね(苦笑)
私は山田選手の得点圏打率の相対的な低さは一過性のものだと考えているのでむしろランナーを溜めて山田選手に回したいと考えています。
動かすなら脚力重視なら2番、もしくはポイントゲッターとして4番だと思います。

…と思っていたら今日は4番に回しましたか。2打席終わり両方フォアボールですが、今後は試合を決める一打に期待します。

posted by metropolis-22
コメント投稿者ID:metropolis-22
2016/06/14 19:56
コメント支持(0)

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