希望が奇跡の幕開く神宮劇場

浩康さん、あなたという人は…

いつだってあなたはそうだ。

「うけいれる」のが一年遅いと宮本慎也も言うくらいにセカンドに拘った。

よりにもよってコーチ打診も断るなんて。

大人しく決断していれば盛大なセレモニーのもとみんなで送り出せたのに。

初めて神宮に行ったとき、「こんなにプロ野球選手の身体は大きくて分厚いのか」と感じさせてくれたのはスラッガーでもないあなただった。 感動したんですよ。ろくすっぽホームランも打たない選手でもこんなにデカイって。プロ野球選手を目指せる年齢でもなくなっていたけれど、憧れたんですよ。

山田になんて敵うわけ無いじゃないか。それでもセカンドで勝負した。プロ野球の残酷さに立ち向かった。

代打のやり方もついぞわからなかったようだ。それもそうだ。スタメン張って4打席立っていた選手が一振り稼業なんて簡単じゃない。

それでもプロは試合に出て結果を出してナンボである。

それでもね。

愛し続けた定位置から少しばかり下がって就いたライトでのダイビングキャッチを忘れない。 そこにどんな覚悟があったか。あの気迫。スワローズのユニフォームを着る誇りを胸に秘めて。 その姿はセカンドとして際どい打球に飛び付き、次の瞬間には何事もなかったかのようにスローイングし打者をアウトにしたあの日と変わらない輝きを放っていた。

2ページ中1ページ目を表示

  • posted by metropolis-22
  • 2016/10/08 08:03

記事ジャンル:

タグ:

【重要】スポナビブログ終了に関するお知らせ

このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
Line

コメントを投稿

コメント(0)
よく読まれている記事
トラックバック