希望が奇跡の幕開く神宮劇場

男子三日会わざれば刮目して見よ!当ブログは今季も原樹理推しで行きます!

そんな石川の好投さえこの男の前座であったのではないか、というほどの雰囲気を6回のマウンドに上がった原樹理は醸し出していた。 まず、面構えからして完全に打者に対峙できているように見えた。昨年のどこか落ち着かない、浮足立った姿はどこにもなかった。むしろ見下して投げられているようにすら見受けられた。ファームと言えどやるかやられるかの世界である。そういう姿勢を前に出すことは決して悪くない。

次に投球フォームが明らかに違う。報道にあった軸足のかかとを上げる「ヒールアップ投法」である。ここが台湾ウィンターリーグの時との一番の違いだろう。一般的に難しいといわれるこの投法に挑戦し、モノにしようとする意欲と投球センスは評価できるだろう。 このフォーム改造は各種悪癖の改善のみならず、高い効果があると私は思う。

一つ目は「間」だ。今までの良くも悪くも素直でアクのないフォームにアクセントが付いた。コンマ数秒の世界の駆け引きでは小さくない武器になるだろう。この間をどう活かすかにこそ原樹理の投手としての本懐がいつの日か宿ることだろう。

二つ目。それは球威である。昨年はスタンドから見ていて「これが146キロ出ているのか?」と首をかしげるほどストレートに力感が感じられず、被打率も.442(データで楽しむプロ野球より)と全く通用しなかった。 だがこの日の原樹理にその面影はなかった。球場の表示はこちらもせいぜい140キロ程度であったが、明らかに勢いが違う。 速球で押す。打者がたじろぐ。速球で押す。苦し紛れに振ったバットが虚しく空を切る。速球で押す。変化球が瑞々しく打者をあざ笑うかのように往き過ぎる。そんな様子であった。 これらのすべてがたった9球の出来事であったということにはもはや驚くしかない。 「良い球」というよりも「凄い球」「恐ろしい球」と形容すべきかもしれない。

4ページ中2ページ目を表示

  • posted by metropolis-22
  • 2017/03/21 01:16

記事ジャンル:

タグ:

【重要】スポナビブログ終了に関するお知らせ

このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
Line

コメントを投稿

コメント(1)

男子三日会わざれば刮目して見よ!当ブログは今季も原樹理推しで行きます!

元々いい投手なので、活躍する可能性は十分にあります。

昨年もQS率は高かったですし。

問題は勝負所できっちり抑えられるか、です。彼の場合は。

昨年は援護をもらってもその直後に失点する場面が多かったです。

彼の課題は、能力面ではなくメンタル面であることは、昨年も今年も同じですね。
(彼の投球スタイル的に、メンタルが問われやすいというのもありますが。圧倒的な球や剛速球ではなく、制球や総合力で抑えるタイプなので)

posted by あすみん
コメント投稿者ID:TCE00076138
2017/03/21 16:41
コメント支持(0)

よく読まれている記事
トラックバック