幕下相撲の知られざる世界

闘え、豊ノ島。

頑張れ。 もう一度上がってきてほしい。

私はアキレス腱を断裂した豊ノ島に対して、現役続行を決めた時にそう思っていた。

その気持ちに偽りはない。だが、豊ノ島だ。あの、豊ノ島である。33歳になろうとも、1年前に幕内総合優勝を争った実力者なのだから、コンディションが戻らなくても性能の差で圧倒してしまうだろう。そう考えていた。

苦しい闘いになるとは思っていたが、その相手は自分自身になると考えていた。気持ちを切らさずに、自分に負けずにコンディションを整えることこそ、豊ノ島が直面する勝負になると思っていた。そして、その闘いには確実に勝てると思っていた。復帰場所は優勝するか否か。怖いのは、勢いに乗る大卒力士くらいだ。

だから、豊ノ島はすぐに戻ってくるだろう。豊ノ島が幕下に居るという非常事態を目の当たりにしながらも、元の番付への復帰は時間の問題だろうというのが私の見解だった。

甘かった。

私の見立ては、甘かった。 恐らくその甘さは、大きく分けて二つ有る。

一つは、豊ノ島のコンディションだ。

思った以上に豊ノ島の状態は良くない。好調であれば横綱も大関も二本刺して持っていく豊ノ島が、自分の形に持ち込めない。そして、持ち込んでもなかなか決まらない。

私の知っている豊ノ島の相撲は、幕下に落ちてから一度も見てはいない。「全盛期を彷彿とする」と評されるような、怪我前の豊ノ島が取るような相撲を私はまだ見ていない。

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  • posted by nihiljapk
  • 2017/03/21 01:15

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コメント(1)

闘え、豊ノ島。

今場所の豊ノ島の相撲は正視できない。右足のケガが予想以上に悪いようだ。
あと2番、天鎧鵬(彼が5連敗なのも信じられないが)と幕下の不成績の力士だろうが、もう勝ち負けは関係ない。無事土俵から降りてくれればいい。
あとは豊ノ島自身の覚悟と決断の問題だ。もう何も口出しできない。

posted by shin2
コメント投稿者ID:TCE00072649
2017/03/21 17:08
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