愛下哲久の「駅伝野郎、らぶりん」

第29回出雲駅伝総括~青山学院の敗因は何だったのか~

希望していた下田選手をアンカーに置くことができなかったチーム事情もあり、今回の采配は理想形ではなかったと思われる。

「速さ」において昨年とそこまで差は感じないが、「強さ」の部分ではやはり昨年よりも怖さを感じなくなったのは事実だろう。

出雲駅伝を鬼門と公言していただけにチームとしての動揺はそこまで大きくはない。

だが、東海を始めとする他校からすれば士気が上がる要因となった。

大学駅伝4連勝中の青山学院だが、土をつけられたことで絶対王者という立場が多少なりとも崩れた。

つけ入る隙ができたことで必ずしも「1強時代」ではなくなったと言えるだろう。

スピードで競り勝った東海大学やエース対決を制した東洋大学、順天堂大学なども勢いを増してくることとなりそうだ。

それでも、本命・青山学院の立ち位置は変わらない。

スピード駅伝の出雲駅伝を落としたとは言え、想定内と言えば想定内。

次戦の全日本大学駅伝では依然優勝候補の筆頭に挙がる。

今の青山学院はロード型の選手が多く、距離・区間が伸びる全日本では真価を発揮することとなりそうだ。

全日本ではアンカー・下田選手が濃厚であり、そこに至るまでの区間配置は他校に比べ選手層の厚さもありバリエーションが豊富となる。

箱根駅伝に向けてのつまずきを減らしていくためにも、全日本では優勝はもちろんのこと内容も求められることとなりそうだ。

出雲の借りを全日本で返せるか、青山学院の逆襲に期待したい。

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  • posted by noburin
  • 2017/10/11 06:30

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