After the "ROGER"

モンテカルロ開幕:興味深いドローが彩る「追う者」と「追われる者」の対決

 クレーシーズン2週目にして最初のビッグイベントがこのモンテカルロ・マスターズである。モンテカルロはテニス選手にとって非常に馴染み深い街である。課税優遇制度を利用してジョコビッチ、ラオニッチ、ベルディヒら多くのトップ選手が居住地を構えるのがこのモンテカルロなのだ。  大会は既に日曜日に開幕済、まずは今年やや元気のなかったシモンが快勝を収め、ジョコビッチへの挑戦権を手にした。これから1週間果たしてどんな戦いが繰り広げられるのだろうか?「世代対決」にふさわしい混沌としたドローを展望することで追う若手、追われるベテランそれぞれの立ち位置を見てみたい。

【第1シード:アンディ・マレー(トップハーフ)】  疲労からか帯状疱疹に見舞われ、さらにドバイ〜IWでは肘まで痛めるなど昨年フル稼働の影響が見え隠れする世界ナンバーワン。マレーは昨年の春ハードMSも早期敗退だったためポイント的には全く痛くないのだが、コンディションの悪さは不安材料だ。ゴシップ好きのイギリス大衆紙はここぞとばかりに記事を書き立て、兄ジェイミーのものとして引用されたそのコメントからは長期離脱すら示唆された。だがマレーはモンテカルロ欠場という道を選ばなかった。フェデラーとのエキシビジョンを戦い回復をアピールした彼は予定通りモナコに乗り込んでいる。  マレーの昨年の成績はナダルに敗れてのベスト4。今年はトップハーフに他のBIG4がいない構成となったため、身体に問題がなければ是非決勝まで進みたいところである。マレーを阻む有力シードはワウリンカ、チリッチ、ツォンガ、ベルディヒ、クエバスらとこちらは若手の少ない構成となった。数少ない若手が先週のマラケシュ大会でツアー初優勝を飾ったチョリッチだ。伸び悩みも囁かれてた彼だがまだ20歳、こっからまた浮上して行ってくれることを願うばかりである。  不気味な存在はやはり第3シードのワウリンカか。彼は現役モンテカルロ優勝者たった3人のうちの一人である。第一子が生まれたばかりのツォンガ、マイアミでフェデラーを追い詰めたベルディヒら1985世代のベテランがマレーの前に立ちはだかる。ベルディヒが不調のチリッチを退ければ、準々決勝でマレーVSベルディヒとなる。

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  • posted by sneaky_attacker
  • 2017/04/17 08:45

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