フシ穴の眼 〜スポーツ編〜

マラソン日本は復活するか?〜血と生いたちと環境〜②

血と生い立ちと環境。

この3つが人柄を決める3つの要素だと、明石家さんまが大昔、よく話してました。コントやギャグの舞台ではなく、受験勉強の合間に聞いていた深夜ラジオでした。

アスリートの実力を決めるのもこの3つの要素と言えます。「血」は遺伝子、「生い立ち」はどういう育ち方をしたか、「環境」は練習内容。ケニアとエチオピアのトップランナーはほぼ例外なく弱肉強食のプロフェッショナルの「環境」で過酷な練習を繰り返し、母国の高地で生まれ幼い時から遠い遠い学校や井戸に走って往復する「生い立ち」を持ち、やはり同じような生活をしてきた両親からその「血」を受け継いでいます。

対して、日本マラソンの最高峰である実業団選手は、引退後もポストを約束されたサラリーマンとしての「環境」で、車社会とゲームや携帯電話に浸かりきった「生い立ち」、やはり同じような生活を送ってきた両親の「血」を受け継いでいます。

ケニアやエチオピアの高地民族でも標高の低い都心部に移住した人たち、その子供達からは優れたランナーが生まれていないことからも「血」は大きな問題ではなく、問題は「生い立ち」と「環境」です。そして、生い立ちですが、これも残念ながら変えようがありません。日本の子供達が車社会の中でゲームや携帯電話が身近にある部屋に引きこもった生活を送る傾向は、ますます強くなるでしょう。

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  • posted by tanutan
  • 2017/03/09 22:21

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