フシ穴の眼 〜スポーツ編〜

大番狂わせのドミノ〜大揺れのMSGと当日計量の重要性〜

マディソンスクエアガーデンで大番狂わせが続きました。

まずはアマ・プロ通じて敗北を知らないローマン・ゴンザレス(ニカラグア)が、伏兵シーサケット・ソールビンサイ(タイ)にまさかの判定負け。パウンドフォーパウンド(PFP:階級を無視した仮想対決で最強を決める脳内ランキング)でリング誌やESPNなど主要メディアがこぞってNo.1に推していたロマゴンの陥落は、その対決を熱望していた井上尚弥が最もショックを受けたかもしれません。

WOWOWの放送では、ゲスト解説の井上にジョー小泉が「シーサケットがカルロス・クアドラスと防衛戦を行い、その勝者にロマゴンが挑戦してタイトル奪回、そして井上選手と。少し対決時期がずれてしまうけど」と慰めていましたが、その通りに進んでもそのリングに上がるロマゴンはもはや昨日までのPFP1位の世界最高ボクサーではありません。微妙な判定とはいえ、この敗北でその評価が暴落してしまうことは避けられません。

井上が目指していたのは世界最高の評価を受けるボクサーであって、それがロマゴンだったということですから。その金看板を下ろしたロマゴンと戦う意味は、今や半減どころじゃ済みません。

日本人がPFP1位のボクサーと戦うのは、まだこの概念が定着していなかった時代にファイティング原田が破ったエデル・ジョフレ以来でしょうから返す返すも残念です。ちなみにジョフレはリング誌の1960年代PFPで、あのモハメド・アリを抑えてPFP1位に輝いた猛者です。

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  • posted by tanutan
  • 2017/03/19 14:40

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