バスケのデータ見ながら語ります。

センターを知ればチーム戦術が判る 〜前編〜

「現代センターはアウトサイドからも攻められないとダメだぜ!」

そんな固定観念に縛られていませんか?

それは多分、2年前の話。だから昨季のトレンドはストレッチ5でした。代表格はブルック・ロペスとマルク・ガソル。3Pなんて全く打たなかった2人は昨季から連打するようになりました。戦術の変化に合わせて必要な武器を新たに取り入れたわけです。

ポイントは《戦術に合わせて》です。

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チャイニング・フライはこんな時代になる前から3Pを打っていました。それは個人能力として武器だからです。サム・パーキンスなんて遥か昔からやっていた選手もいるし、サボニス父に代表される欧州系には常識だったし。

彼らは選手としてその特徴を活かしますが、戦術かと言われると微妙です。インサイドプレーが超強いなら3Pなんて必要ない時代だったはずです。だからダントーニサンズは小さなセンターでうまくいっていたのにシャックを獲得したわけです。

ガソル弟によるとヒートがクリス・ボッシュをセンターに据えた頃から早さを重要視し始めたという事ですが、早さよりもミドルレンジショットを使う事、つまりインサイドプレーを重要視しない風潮が強まったと考えます。ボッシュはウェイド&レブロンを活かせる《戦術に合わせて》コンバートされたはずです。

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  • posted by whynot
  • 2017/11/19 04:52

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コメント(2)

センターを知ればチーム戦術が判る 〜前編〜

いやめっちゃ面白い分析でした!
ありがとうございます!!

高校のコーチをしていてセンターを指導していたときや今社会人サークルでセンターをやっていて、ポストアップとピックにいくとき以外にどう動くのかというのは本当に悩ましい問題でした。
戦略、戦術がとくにないようなチームにおけるセンターのオフボールの動きはバスケセンスとかバスケIQによるものなんだろうなーとか考えていました。

本記事でチーム戦術におけるセンターの役割にここまで意図があったのかと驚きました。
(そりゃ世界最高峰の舞台では当たり前ですよね…汗)

私がNBAを見始めたころはオラジュワン、ユーイング、ロビンソン、シャックやケンプ、マローン、ダンカンなどのインサイドのフロントラインにどうフィニッシュさせるかという戦術がメインだったように思います。サボニス父なんかは3P打てることに対して憧れ半分、お前はそこじゃねーだろというセンターならゴール下で身体張ってなんぼみたいな批判半分で見てました。当時はサボニス父みたいなタイプはセンターの見本にはならないという風潮だったと思います。

この20年くらいで本当にバスケが変わったのを感じます。

歴代の得点王もフォワード・センターが取ることが多かった時代からジョーダン以降ガードの選手が当たり前のように得点王になってきましたが、歴代得点ランキングの上位10人のポジションなど調べてみたくなりました。

posted by kibanotaiga
コメント投稿者ID:kibanotaiga
2017/11/20 13:44
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「センターを知ればチーム戦術が判る 〜前編〜」へのコメント

ありがとうございます。

バスケのコーチの仕事はリクルーティングと言われますからね。教えられるかというと、それもまた微妙。
自分のチームも全くダメですよ。

ガソル兄弟みたいに何でもこなすのは2人の才能と多くの基礎能力が鍛えられているからでしょうね。

戦術に合わなければ転校できる環境はバスケには重要ですね。

選手の能力が重要なのは昔も今も同じで、それがセンターじゃなくても良くなった戦術の時代だと思います。

posted by whynot
コメント投稿者ID:whynot
2017/11/20 17:49
コメント支持(0)

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